美容コラム
September 14, 2020
皮膚科医が解説!〝肌やせ〟の対処法とは?

前回の記事では、肌やせのメカニズムや原因について表参道美容皮膚科 原宿本院の三宅真紀先生に教えてもらいました。今回は、肌やせの対処法について解説していただきます。
前回の記事はこちら⇒皮膚科医が解説!今注目の肌老化、〝肌やせ〟のメカニズム
●肌やせは防ぐことができる?

真皮のコラーゲンやエラスチンが減少し、肌が薄くなってしまう肌やせ。老化現象のひとつなので、どんな人も避けてとおることはできません。
ただ、正しく対処すれば肌やせが始まる時期を遅らせ、若々しい肌を長くキープすることができます。
その方法は大きくわけて3つ。
ただ、正しく対処すれば肌やせが始まる時期を遅らせ、若々しい肌を長くキープすることができます。
その方法は大きくわけて3つ。
方法①女性ホルモンを補う
肌やせの原因のひとつといわれているのが、女性ホルモンの分泌量の低下。女性ホルモンの働きをサポートしてあげることがポイントです。
手軽なのは女性ホルモン様成分であるイソフラボンが含まれる食品を積極的にとること。毎日の食事に豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品を取り入れるとよいでしょう。食事でとれない場合は、サプリでとってもOKです。
手軽なのは女性ホルモン様成分であるイソフラボンが含まれる食品を積極的にとること。毎日の食事に豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品を取り入れるとよいでしょう。食事でとれない場合は、サプリでとってもOKです。
方法②体内の活性酸素を増やさない
コラーゲンの生成を低下させる活性酸素を増加させないことも重要です。
紫外線対策はもちろんですが、抗酸化作用のある、ビタミンAやビタミンE、ポリフェノールを多く含む食材をとることも大切です。レバーや緑黄色野菜を積極的に食べましょう。
また、寝ている間に分泌される成長ホルモンは、活性酸素を除去してくれるので質のよい睡眠をとることも大事。スマホのブルーライトや、アルコールのとりすぎも眠りを浅くする原因になるので注意して。もちろん喫煙はNGです。
紫外線対策はもちろんですが、抗酸化作用のある、ビタミンAやビタミンE、ポリフェノールを多く含む食材をとることも大切です。レバーや緑黄色野菜を積極的に食べましょう。
また、寝ている間に分泌される成長ホルモンは、活性酸素を除去してくれるので質のよい睡眠をとることも大事。スマホのブルーライトや、アルコールのとりすぎも眠りを浅くする原因になるので注意して。もちろん喫煙はNGです。
方法③肌の保湿
保湿は、肌表面にある表皮の問題ではありますが、表皮がしっかり潤いで満たされていないと、肌のバリア機能が弱くなり、紫外線の影響を受けやすい状態に。肌表面の乾燥が慢性化すると、真皮のコラーゲンも壊されやすくなり、弾力の低下にもつながります。
また、表皮が常に潤っていることで、化粧品に入っている成分もしっかり肌に届きます。
また、表皮が常に潤っていることで、化粧品に入っている成分もしっかり肌に届きます。
●肌やせを防ぎ、最小限に抑えるためには?
肌やせを防ぐためには、とにかく保湿効果が高い成分がマスト。セラミドやヒアルロン酸がおすすめです。
ビタミンCも、ぜひ取り入れてほしい成分です。
また、肌やせに着目した成分といわれているスプリングミントとハス花エキスも押さえておきたい成分です。
健康的な生活を続けつつ、サプリメントやスキンケアアイテムの力も借りてハリのある美しい肌を目ざしましょう!
肌やせの原因や対処法、いかがでしたか?
次回は、若々しくハリのある肌をキープされている三宅先生の美しさの秘密をうかがいます。
ビタミンCも、ぜひ取り入れてほしい成分です。
また、肌やせに着目した成分といわれているスプリングミントとハス花エキスも押さえておきたい成分です。
健康的な生活を続けつつ、サプリメントやスキンケアアイテムの力も借りてハリのある美しい肌を目ざしましょう!
肌やせの原因や対処法、いかがでしたか?
次回は、若々しくハリのある肌をキープされている三宅先生の美しさの秘密をうかがいます。
美容皮膚科医
三宅真紀先生
表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長。5万例以上の美容皮膚科治療実績をもち、患者の立場に立った、優しく丁寧なカウンセリングに定評がある。美容・スキンケア全般の知識も豊富で、数多くの有名化粧品開発にも携わる。テレビ・雑誌などのメディアにも多数出演。
https://omotesando.info/
photo/Ritsuko Aoyagi
text/Satoko Akagi
text/Satoko Akagi